偶然と必然、あるいは運命に関して

シューカツって結構忙しいね。
今回はこの世にあるのは偶然か必然かっていうことについて、廻るピングドラムとか見ててモヤモヤと考えてた事でも書いてみようと思う。もう物語は佳境だけど、ピングドラムでは「運命」っていうのがキーワードになって話が展開していく。そんな物語を見てて、果たして世界には運命が存在しているのか、って疑問に思った。正直、必然と運命の違いはよくわからないんで同じものとして扱うことにする。
結論から言うと、ピングドラムの世界とは真逆で、この世には偶然しかない。何が起こっても偶然、決まっている運命なんて存在してない。必然とか運命って呼ばれるものは、偶然起こった事を後から人間が意味付けをして初めて成立するものだ。見つけなければ意味はない。「運命の出会い」とかも、偶然の出会いに一瞬でときめいちゃって、そこに運命っていう意味づけをしているだけなのだろう。それに、必然や運命を信じるのは受動的というか、他力本願というか、何だか気に入らない。
偶然と、必然、運命なんてホントはどっちが正しいのかなんて証明できないから、どっちを信じるかっていうのは、どういう考え方をするかっていうことなんだと思う。だから俺は偶然の方を信じたい。
なんか話が膨らまなかったけどこのへんで。